LabVIEW 2018 - Windows用Readme

2018年3月


このファイルには、システム要件、インストール手順、既知の問題、およびLabVIEW 2018で修正された主なバグのリストなど、Windows用LabVIEW 2018に関する重要な情報が記載されています。


LabVIEWについての最新情報は、NIのウェブサイトを参照してください。


モジュールやツールキットなど、LabVIEWのアドオンについてのReadmeファイルは、labview¥readmeディレクトリを参照してください。


システム要件

インストール手順

製品のセキュリティおよび重要な更新

LabVIEW 2018 (64ビット)

既知の問題

バグの修正

ヘルプにアクセスする

LabVIEWヘルプへの追加事項

サンプルを検索する

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

法的情報


システム要件

LabVIEW 2018には以下の要件があります。


Windows ランタイムエンジン 開発環境
プロセッサ1 Pentium 4M/Celeron 866 MHz (または同等) 以上 (32ビット)
Pentium 4 G1 (または同等) 以上 (64ビット)
Pentium 4M (または同等) 以上 (32ビット)
Pentium 4 G1 (または同等) 以上 (64ビット)
RAM 256 MB 1 GB
画面解像度 1024 x 768ピクセル 1024 x 768ピクセル
オペレーティングシステム Windows 10 (バージョン1709)/8.1 アップデート 12/7 SP13
Windows Server 2012 R22
Windows Server 2008 R2 SP13
Windows 10 (バージョン1709)/8.1 アップデート 12/7 SP13
Windows Server 2012 R22
Windows Server 2008 R2 SP13
ディスク容量 620 MB 5 GB (デフォルトドライバを含む)
カラーパレット なし LabVIEWおよび『LabVIEWヘルプ』には、16ビットカラーのグラフィックが含まれています。LabVIEWでは、16ビットカラー以上のカラーパレットの設定が必要です。
一時ファイルディレクトリ 該当なし LabVIEWは一時ファイルを保存するためにディレクトリを使用します。この一時ディレクトリ用に数メガバイトのディスク空き容量を確保することが推奨されます。
Adobe Reader 該当なし すべてのLabVIEWマニュアルのPDF版を検索するには、Adobe Readerがインストール済みである必要があります。
1 LabVIEWおよびLabVIEWランタイムエンジンには、SSE2命令を実行可能なPentium 4M/G1世代以降のプロセッサが必要です。

2 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft更新が必要です。これらの更新のインストール方法については、Microsoft KB2919442およびKB2919355を参照してください。

3 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft KB3033929を参照してください。

メモ
  • ユーザはWindowsのゲストアカウントを使用してLabVIEWにアクセスできません。
  • 2016で、LabVIEWによるWindows Vista、Windows XP、Windows Server 2003、およびサービスパックなしのWindows 7のサポートは終了しました。LabVIEW 2018は、サポートされていないOSにインストールしたり、その上で実行したりできません。サポートされていないOSに、LabVIEW 2018が使用されているアプリケーションをデプロイまたは配布することはできません。また、LabVIEW 2018がインストールされているコンピュータで作成されたインストーラは、サポートされていないOS上で実行されている、いかなるバージョンのLabVIEW、LabWindows™/CVI™、NI TestStand™、またはMeasurement Studioとも一緒に使用することはできません。2016年に変更されたOSサポートの詳細については、技術サポートデータベース79UC78LS (Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Windows Server 2003?) を参照してください。
  • Windows 32ビットオペレーティングシステムのサポートでは、物理アドレス拡張 (PAE) を無効にする必要がある場合があります。これによりシステムが受ける影響および必要な対策については、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「PAESupportjp」と入力してください。

インストール手順

Windows用LabVIEWをインストールしてアクティブ化するには、以下の手順に従ってください。


初めてLabVIEWをインストールする場合LabVIEWプラットフォームメディアを挿入し、画面に表示される手順に従ってLabVIEW、モジュール、ツールキット、およびドライバをインストールします。プロンプトが表示されたら、アクティブ化する各製品のシリアル番号を入力します。シリアル番号は、ni.com/myproductsで確認できます。ライセンスをボリュームライセンスサーバで管理している場合は、Eメールでボリュームライセンスファイルが送付されます。


以前のバージョンのLabVIEWからアップグレードする場合 LabVIEWの新しいバージョンをインストールする前に、既存のVIおよびプロジェクトを維持する方法、アップグレードと互換性に関する問題、LabVIEW 2018の新機能の全一覧が記載された『LabVIEWアップグレードノート』を参照してください。


メモ  この製品をNIソフトウェアスイートまたはNI製品バンドルの一部として購入した場合は、それらのインストールメディアからこの製品をインストールできます。


製品のセキュリティおよび重要な更新

NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。


LabVIEW 2018 (64ビット)

LabVIEW 2018 (32ビット) およびLabVIEW 2018 (64ビット) でサポートされているモジュールおよびツールキットをインストールするには、LabVIEWプラットフォームメディアを使用します。Windows (64ビット版) でLabVIEW (64ビット版) を実行すると、32ビットのオペレーティングシステムまたは32ビットのアプリケーションよりも大きな容量のメモリを使用できます。LabVIEW (64ビット) は英語でのみご利用いただけます。


サポートされているハードウェア

LabVIEW 2018 (64ビット) と互換性のあるドライバの情報については、NIのウェブサイトを参照してください。GPIBデバイスでは、Windows用NI-488.2 2.6以降を使用する必要があります。LabVIEW (64ビット) との互換性については、各ハードウェアのドキュメントを参照してください。


サポートされているモジュールおよびツールキット

LabVIEW 2018 (64ビット) は、いくつかのモジュールおよびツールキットをサポートしています。以下の表は、LabVIEW (32ビット) とLabVIEW (64ビット) でサポートされているモジュールとツールキットを比較したものです。


製品 LabVIEW 2018 (32ビット) LabVIEW 2018 (64ビット)
Advanced Signal Processingツールキット
Control Design and Simulationモジュール
1
Database Connectivityツールキット
DataFinderツールキット
Datalogging and Supervisory Controlモジュール
Desktop Execution Trace - Window用ツールキット
Digital Filter Designツールキット
FPGAモジュール
MathScript RTモジュール
2
Report Generationツールキット - Microsoft Office用
Real-Timeモジュール
Roboticsモジュール
SoftMotionモジュール
Statechartモジュール
Sound and Vibration Measurement Suite
Unit Test Frameworkツールキット
VI Analyzerツールキット
Vision Developmentモジュール
1 Control Design and Simulationモジュール (64ビット) は、System Identification Assistant、Control Design Assistant、およびリアルタイムターゲットをサポートしていません。

2 The MathScript RT Module (64ビット) は、MathScript RTモジュール関数のライブラリクラスをサポートしていません。

32ビットおよび64ビットによるサポート、システム要件、インストール手順、およびアクティブ化の詳細については、各製品のReadmeを参照してください。上の表に記載されていない製品の情報については、それらの製品のユーザドキュメントを参照してください。


既知の問題

ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。LabVIEW 2018の既知の問題の最新リストについては、NIのウェブサイトを参照してください。


バグの修正

以下は、LabVIEW 2018で修正された一部の問題のIDとタイトルです。このリストは、LabVIEWの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。バグIDがわかっている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。


ID 修正された問題
457851 Bundling class data is slower than bundling cluster data.
536763 Pop-up menus can appear only limited number of times before LabVIEW crashes.
619819 Icon transparency of VIs is not maintained when building a packed project library.
629258 In some cases, reading from a corrupt TDMS file deletes the file from your machine.
630227 LabVIEW incorrectly allows dropping a shared variable into a cluster.
631802 Exporting typedef array of numerics to Excel may crash LabVIEW.
639000 LabVIEW crashes when updating the radix of a numeric control on an Actor Core VI that is running.
643107 Changing the line styles of multiple plots does not work as expecting in XY graphs.
645059 Uninitialized shift registers may cause incorrect type propagation.
648582 Cannot create Express VIs in certain localized versions of LabVIEW.
658587 Rescripting a message for an actor on a Linux RT target results in error 7.
664649 Accessing a DVR and deleting its reference in parallel can, in certain circumstances, cause LabVIEW to crash.
666823 VIs that use channel wires are broken when built into a packed project library.
670440 When dynamically registering events, LabVIEW may behave unexpectedly if an event is fired and unregistered before it is processed.
671753 The LabVIEW Application Builder has the potential to hang when building malleable VIs with subarray or substring inputs.
672120 Malleable VIs may not properly break after you rename a class method that the mallable VI calls when performing class substitution.
678973 Tools»Synchronize with ni.com Icon Library fails in the LabVIEW Icon Editor.
684125 In some cases, resizing a mixed signal graph causes LabVIEW to crash.

ヘルプにアクセスする

LabVIEW 2018の詳細については、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。『LabVIEWヘルプ』には、LabVIEWでヘルプ→LabVIEWヘルプを選択することでアクセスできます。


LabVIEWヘルプへの追加事項

以下の一覧は、『LabVIEWヘルプ』、『LabVIEWアップグレードノート』に記載されていないLabVIEWの変更点です。


  • Python関数は、新しいPythonSessionRefnum refnumを使用します。このrefnumは、labview\vi.lib\Utility\Data Type\Type Definitions\Refnum Type.ctlの列挙体タイプ制御器に追加されています。このタイプ制御器をチェックするVIスクリプトを使用する場合は、新しいrefnumを処理できるようにコードを更新する必要があります。

サンプルを検索する

LabVIEWからヘルプ→サンプルを検索を選択して、NI サンプルファインダを起動します。サンプルVIを編集してアプリケーションで使用したり、1つまたは複数のサンプルVIのコードをコピーしてVIに貼り付けて使用したりできます。


NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。


インストールしようとしているNI製品でMicrosoft .NET 4.6.2が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行され、NIソフトウェアのインストールが開始する前にマシンの再起動が必要になることがあります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.6.2をインストールしてください。


NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。Windows 8.1におけるNIのサポートについては、ni.com/windows8/jaを参照してください。



法的情報

著作権


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エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項


エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) 及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

米国政府の権利の制限


お客様が米国政府の機関、省又はその他の事業体 (「米国政府」と総称する) である場合、本書に記載の技術データの使用、複製、再製、公表、修正、開示又は転送は、民間機関用の連邦調達規則52.227-14と軍事機関用の国防省連邦調達規則補足252.227-7014及び252.227-7015に基づく限定権利条項の適用を受けます。


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特許


NI製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 (ヘルプ→特許)、メディアに含まれているpatents.txtファイル、又はni.com/patents/jaからアクセスできる「ナショナルインスツルメンツ特許情報」のうち、該当するリソースから参照してください。


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