InstrumentStudioでは、オシロスコープや波形発生器、DMMなど、様々な種類の計測器のソフトフロントパネル機能が1つに統合されています。そのため、たとえ複数の計測器を同時に使わなければならない場合でも、操作はいたってシンプルです。また、プロジェクトの保存や、種類の異なる計測器からの計測データの一括エクスポートが可能なため、これまで以上にPXI計測器をインタラクティブ(対話的)に使いこなせるようになります。
InstrumentStudioでは、画面のレイアウトや計測器のパラメータをプロジェクトファイルに保存できます。そのため、次に同様の計測を行いたい場合や、同じ計測を別のテストベンチで行いたい場合に、プロジェクトを再度開けば前回と同じ条件で計測を再開できるため、作業効率と計測の再現性・一貫性を向上できます。
計測した生のデータに、計測器の情報や計測器の設定内容などを付加したTDMS(テクニカルデータ管理ストリーミング)ファイルを簡単にエクスポートできるため、後からデータを参照する際に、計測当時の条件を漏らさず把握できます。また、TDMS形式のデータは、Microsoft ExcelやDIAdemで簡単に扱えます。
計測データが表示されたソフトフロントパネルのスクリーンショットを簡単に作成できます。PNGファイルとして保存することも、クリップボードに保存してレポートや電子メールに貼り付けることもできます。